英語学習には環境を整えろ!
別の記事(「意志の力をあてにするな!」)にも書きましたが、
何事によらず、成果を出すために大事なのは、
集中できる環境
であるのは間違いがありません。
上記記事に書いたように、そのためには、無意識に行動できるように
するために意識的に動く必要があるでしょう。
それが、結果として、
「よしやろう!」という意志の力を長続きさせる事になります。
という話をしました。
しかし、意識的に無意識に行動できるようにしておかないと、
人間の意志というのはそれほど強くない(人の方が圧倒的
多数派)という事でした。
そして、意思をくじけさせるもっともありがちな要素が
「中断」(interruption)
です。
「中断」はただ止まるだけではない!
これは、各種の研究や調査でも明らかになっている、
科学的(誰にとっても同じ結果になる)な事実です。
あるビジネス誌が紹介した研究では、
(色々な環境によって違いはあるかと思いますが・・・)
中断した作業に戻るには平均で23分15秒かかる
とされています。
また、Microsoft研究所によると、
一度中断をすると、4割の作業者が、もとの
作業に戻る間に、別の2つのことをしてしまう
とのことです。
当然、一度中断したら、作業に戻ったとしても、集中力も落ちていますし、
「あれ、どこまでやったっけ?」
といったように、スムーズに作業に入っていけない可能性も高くなります。
つまり、「中断」とはただ止まるだけではなく、いわば後退
なわけです。
そうすると、当然、なるべく「中断をしない」ために、意識的に
行動していく必要があります。
(もちろん、ある程度の時間集中して、疲れたから取る
「休憩」とここでいう「中断」は別物です)
中断要素は遮断しろ!
現代社会では、集中させない要素がいくらでもあります。
メール、LINE、Youtube、テレビ、電話、宅配便 etcetc
メール、LINE、Youtube等といった辺りは、スマホ自体を
どこかにやってしまうか、電源を切るのが良いでしょう。
PCのブラザ上で見ている場合は、作業に関連するタブ以外は
開かない。
固定電話? 宅配便?
出ない! という選択もできますよね?
(まあ、もちろん時と場合に応じて対応をしなければなりませんが)
テレビ?
リモコンが手に届かない所にあればなかなかつけられません。
いずれにせよ、中断を促す要素は事前に遮断しましょう。
人間の意志はそれほど強いものではありませんので。
集中しろ!
スマホを切り、作業に必要なタブ以外は開かず、テレビのリモコンは
別の部屋に持っていきましたか?
環境は整いましたね?
作業に afford できますね?
そしたら、可能な限り集中して作業をしましょう。
ダラダラとやるよりは、一気呵成にやった方が、時間も
無駄になりません。早く仕事を終えれば、それこそ、スマホゲーム
を集中してやったっていいわけですからね。