Give peace a chance―英語名言集12
Give peace a chance.
平和にチャンスを与えよう
John Lenon
ジョン・レノン
Give Peace a Chance はビートルズ解散後、
1969年にジョン・レノンがプラスティック・
オノ・バンドの名義で発表したソロ・デビュー曲。
作詞・作曲のクレジット(名義)はジョン・レノン
とポール・マッカートニーとなっている。
1969年と言えば、激動の「60s」も最終盤。
ジョン・レノンは理想を歌う。
個人的には、(年齢のせいもあるが)理想だけでは
世界はなかなか動かない気がするが、理想を歌う
人がいなくなったらそれこそ世界も終りだ。
が、一方でその「理想」もビジネスなんだよな~~。
give~~~a chance ~にやらせてみよう
この言い方は英語では頻繁に目にする。
I'll give you a chance to try again. もう一回やってみな。
「やらせる」という訳になりがちだが、ニュアンスとしては、
やる対象の「やり方を見てみよう」的な感じ。
そういう視点でこの詩を読むと、
「まあさ、とりあえず一回世の中を平和にしてみて、
そこで人間たちがどうやるか見てみようぜ」
というイメージになる。
日本に住んでると、ずいぶん平和だな~と思うが、世界
レベルで考えるとどうだろう? まだまだ、
give peace a chance と言われてもしょうがない状況
かもしれない。
もっとひねくれて考えると、戦争をビジネスにしてる
人たちが一方にいるから、こういった歌が立派な
ビジネスになるわけで・・・・。